こんにちは。心理コーチの中村サッシです。
そう言われると、こちらとしては「いや、頭ごなしに否定すんなよ」と思いつつも、ちょっと的を射ている気もするからイヤですよね。
上司や教師など主に年上・目上の人から言われる言葉ですが、特にしんどいのが家族の場合だなと感じています。
会社や学校ならば「今だけの付き合い」と割り切ることもできるじゃないですか。
(もちろんイヤだけど)
でも、親兄弟だと切れない間柄なうえに好きなところもたくさんあるので逆にしんどいというケースが少なからずあります。
姉が否定してくる
例えば姉から「あんたはどうせダメ」と言われて育ってきた人が僕の友人男性にいるのですが、大人になった今でも言われるそうです。
べつにお姉ちゃんとは不仲ではないし、たまにLINEはするし、昔も今もまったく嫌いではない。
むしろちゃんと尊敬・愛情があるくらい。
でも、ことあるごとに「あんたはダメ」が出てくるたび、「やっぱそうなのかな〜」という気になってしまう。
学生の頃はじぶんがPCに詳しかったけれど、姉もすっかり詳しくなってきたのでもう勝てるものがないというのも劣等感に感じてしまうそうです。
私そのものをダメって言うのはやめてほしい
もちろん、姉に言われようが上司に言われようが「お前はダメ」というのはその人の主観にすぎません。
こちらの根本的な価値とは何の関係もないです。
そういった場合、ハッキリとその言い方はやめてくださいと伝えましょう。相手が誰であれ。
例えば家族であれば、以下のような伝え方がおすすめです。
うまくいかなかったときは「そっか、おつかれ」くらいなほうがうれしいよ。
相手がただ格上ということを示したいだけの場合もあるので、そういうときは毅然とした態度でこちらも接しましょう。
あなたが「言い方はアレだけど、まぁ相手の言うことも一理あるな」くらいに少し思えていたなら、むしろあなたのほうが精神的には自立していますので。
そこはじぶんを誇りに思っていいところですよ。